2月18日(土)日野川のアユを守る講演会

日野川に遡上するアユは、近年数が減少傾向にあります。米子市内では17日、日野川のアユやその周辺環境について考える講演会が開かれました。

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 講演会には、日野川水系漁業協同組合や県の職員、それに地域の住民などおよそ120人が参加しました。この日は高知県を拠点に、日野川をはじめ全国各地の川の環境整備に携わっている高橋勇夫(たかはし いさお)さんが、 アユの生態系やアユにとってどのような川の環境が望ましいのか、話しをしました。日野川を遡上するアユは、多い時には400万匹以上いましたが、一昨年には4万匹となるなど、近年減少傾向にあります。講演の中で高橋さんは、アユの遡上が減っている原因として、アユなどが川をさかのぼるために使う魚道の8割〜9割が、アユにとって登りやすい構造になっていないこと。それにアユの産卵場となる川の底が、大きな石で固まってしまっていることなどを話しました。高橋さんはこれらの問題を解決するため、これまでに日野川水系漁協などと共同で、川に設置されている魚道をアユが上りやすいように改善したり、産卵場の整備をしたりしています。日野川水系漁協などでは、今年からアユ漁の再解禁日となる11月1日以降を一部地域で禁漁にしたり、魚道を整備するなど、今後もアユを取り巻く環境を整えて、遡上の数をふやしていくことにしています。


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