2月13日(月)看護師提案の医療グッズ発表

病院で働く看護師のアイディアを取り入れた医療グッズが製品化され、今週末に大阪で開かれる医療機器展で発表することになりました。13日には、発表を前に記者会見が開かれました。

再生

 こちらが看護師の意見を取り入れた医療グッズ「とりりんワゴン」です。鳥取大学医学部附属病院では、看護師と企業が連携した 医療商品を開発しています。この中で、看護師が病室を巡回する際に使うワゴンを開発することになり、平成24年から試作品の改良を続けていました。この日は、鳥取大学医学部附属病院の関係者4人が記者会見を開き、開発の経緯や、医療グッズの特徴などを話しました。これまで使っていた既製品のワゴンはパソコンを乗せる天板が狭く、コードにひっかかって転倒するなど、使い勝手が悪かったということです。一方で開発したワゴンは、看護師の声を取り入れ、安定感のあるキャスターを付けたり、スライド式の棚や収納スペースを設け、鳥取大学のマスコットキャラクター「とりりん」にちなんで、「とりりんワゴン」と名付けました。3年前に電子カルテがバージョンアップするのに合わせて、開発したワゴンを導入し、現在おもに一般病棟でおよそ200台が稼働しています。とりりんワゴンは去年、米子市内の病院に販売した実績がありますが、さらに全国に発信していこうと今週末、大阪で開かれる展示会にはじめて出展することになりました。看護師の意見を取り入れた医療グッズが、病院とメーカーの連携で開発・販売されるのは、珍しいことです。このほか地元企業が開発した、タグ付け器を応用した「たぐりん」という医療グッズも発表されました。点滴や注射に、患者の名前や日付を書き込むために手間取っていたタグづけをワンタッチでできる医療グッズです。指などには貼り付かず、シール同士のみでひっつき、またベタつかずにはがせる特殊な仕組みになっているので、医療の現場には使い勝手が良いということです。鳥取大学医学部附属病院では今後も、看護師の現場の声を反映した医療グッズの開発に取り組むことにしています。


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