11月27日(日)伝書鳩の品評会

鳩が特定の場所に戻ってくる特性を生かして、遠い所からの通信手段として使われていた「伝書鳩」。その伝書鳩の品評会が27日に日吉津村で開かれ、中国地方の代表を決める審査が行われました。

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 会場には山口県を除く中国地方4県の予選を通過した伝書鳩138羽が集められました。伝書鳩の品評会は優秀な鳩を一ヵ所に集めて観察し、全国大会に進む鳩を決めるとともに、伝書鳩の品種を改良する資料とするため、日本伝書鳩協会が2年に1回開いています。伝書鳩は明治時代には軍事用の通信手段として頻繁に使われていましたが、第二次世界大戦後、電子機器の発達により飼育する人は減っていきました。現在はレース用として全国で5,000人が飼育しています。品評会では日本伝書鳩協会の会員で、40年以上伝書鳩を飼育している2人の審査員が、顔の表情や羽の大きさ、それに筋肉の付き方などをチェックしていきました。予選では鳩を山口県や福井県などから一斉に放ち、飛んだ距離や時間を測りました。そして上位20%が、この品評会に参加しました。品評会は700km以上を飛んだ長距離の部や、繁殖用に体つきや血統などをチェックするカラーの部など4部門で審査が行われました。この日の品評会で総合1位になった鳩は、中国支部連盟の代表として来年1月に東京都で行われる日本伝書鳩協会の全国大会に出場します。


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