11月19日(土)原子力防災訓練

島根原子力発電所の事故を想定した住民避難訓練が19日に行われ、参加した人たちがバスや列車など様々な交通機関を使った避難行動を確認しました。

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 原子力防災訓練は、島根原発で事故が発生し放射性物質が漏れ出したという想定で行われ、鳥取県と島根県、それに島根原発から半径30キロ圏内にある6つの自治体が合同で開きました。このうち鳥取県では、境港市と米子市の住民が、列車やバスを使って江府町まで行く避難訓練に参加しました。参加した住民は、放射性物質が肌に着くのを防ぐために、ビニール合羽やマスク、それに帽子などを身につけ訓練に臨んでいました。万が一島根原子力発電所で事故が起こると、境港市や米子市の人たちは鳥取県東部や中部に避難することになっています。そして避難所に行く前には、避難退域時検査という放射性物質が体についていないかを調べる検査を受けます。今回の訓練では江府町に検査場が設けられ、訓練に参加した住民は、専用の測定器で頭と顔、手のひらと靴底の3ヵ所を測定してもらいました。また訓練には聴覚に障がいがある人や、外国人も参加していて、言葉が聞こえなかったり分からなかったりしてもスムーズに避難や検査ができるかを確かめました。この他、今年から新しく緊急速報メール(エリアメール)を活用して住民に避難を呼びかけたり、ドローンを使って情報収集をしたりしました。この訓練は様々な機関で連携し、災害時の対応能力向上を図るとともに広域住民避難計画などの実行性を確認しようと毎年行われています。


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