8月28日(日)認知症対応訓練

米子市の五千石地区で28日、認知症の行方不明者を捜索する訓練が行われ、地域住民や警察、それに行政が連携して行動を確認しました。

再生

 訓練は、五千石地区に住む5歳の男性が外出したまま行方が分からなくなり、家族から捜索願いが出されたという想定で行われました。米子市では認知症に対する理解を深めるとともに、地域で高齢者を見守ろうと、高齢化率が高い尚徳地区や永江地区などで、認知症の行方不明者を捜索する訓練を5年前から毎年行っています。この日の五千石地区の訓練には、地域住民や警察、それに米子市の職員など約100人が参加しました。午前9時に防災無線による行方不明者の捜索を呼びかける放送が流れると、地域住民は福市の南北と、諏訪・八幡の、合わせて4つの地区に分かれて行方不明者を捜索しました。五千石地区には1223世帯3139人が暮らしています。このうち65歳以上の人は1028人、率にして32.75%と高齢化が進んでいます。米子警察署によりますと、管内では去年春から年末にかけて90件の徘徊事案があり、今年も同じようなペースで捜索願が出されているといいます。参加した人たちは 白いTシャツに灰色の長ズボン、麦わら帽子をかぶっているといった放送で流れた行方不明者の特徴を参考に路地や用水路など、くまなく捜索しました。そして最後は、神社の草むらから徘徊役の男性を見つけ出しました。米子市では今後も訓練を続け、認知症の高齢者が安心して暮らせる地域づくりを目指していくことにしています。


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