車尾地区

令和3年6月

21.6

【同人誌 米子文学】
地元の方々が趣味で執筆されている小説とエッセイを集めた『米子文学』 廣澤さんにお話を伺いました。

現在に限ると、廣澤さんの作品が一番多いとのことで、10冊出しておられます。

廣澤さんが車尾に引っ越してこられたのは今から30年前、
30周年の記念として書かれたエッセイも載っています。
車尾の魅力は、「水」と「道」 
かつての出雲街道である古道があったりと、起点となる場所が多いと語ってくださいました。

廣澤さんの次回作は日野郡について、現在執筆中とのことです。 完成が楽しみですね!

21.6

【GRAVTY.co】
本業は建築や不動産。
土曜日だけ、カフェをオープンされています。
インスタグラムなどで話題になり、お客様がよく注文されるのが、クラフトジンジャーエール「pun9(パンク)」。
車尾の9、お店の番地の9、国道9号線に面しているなど、数字の9にまつわることもあり、pun9と名付けられました。

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僕もいただきました!

一口飲んだ時の生姜の風味。
数種類のスパイスを混ぜているので、2口目を飲んだ時、のどのあたりにスパイスが・・ 飲んだ後は、スッキリ、さっぱり!
暑い時期ピッタリなドリンク、今まで飲んだことのないジンジャーエールです。



今後も、お客様やさらなるコミュニケーションの場として活用していければ。と話してくださいました。


21.6

【梅翁寺】
もともとは上新印の圓福寺の境内にあった梅翁院の名を譲り受けたお寺です。
1621年に現在の医療センターのあたりに建立されたのち、
日野川の氾濫により2回ほど流され、1726年、現在の場所に建立されました。


貴重な地獄極楽図を見せていただきました。 絵の4分の3が地獄という物々しい雰囲気ですが、ちゃんと暮らしなさい。という意味が込められている と住職が話してくださいました。


【車尾 古道】
廣澤さんに教えていただいた古道を探してみました。
一人二人がやっと通れるかどうかの細い道。
車では通ることができない。歩いてみて発見できる道です。
まさにそぞろ歩きの醍醐味です。

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【慈眼庵】
観音様が慈悲深い眼をしていることが由来のお寺です。
前回お邪魔したのは7〜8年前。
その時も皆さんが掃除をされていました。

さんさん会の山根さんにお話を伺いました。

さんさん会:花まつりの運営をされています。

21.6 

去年・今年と新型コロナウイルスの影響で実施できませんでしたが、 一昨年の様子をおさめた写真を見せていただきました。

地域の子どもたちが踊りを奉納している様子など、 この子たちが次の世代、がんばってここを守ってほしいと話してくださいました。 来年こそまた開催できるよう願っています。

21.6

【中島のパン屋さん】
店長の佐々木さんにお話を伺いました。
地名が由来のお店です。
令和元年7月4日にオープン。 もうすぐ丸2年を迎えます。
北海道産小麦を使用。無添加と、こだわりのパン屋さんです。

実は、僕 無類のパン好きなんです。

21.6

早速、人気bPのあん塩バターロールをいただきました。
とても美味しかったです!

21.6

【貴布禰神社】
前回お邪魔したのは17年前。
宮司の来海さんにお話を伺いました。
鎌倉神社から深田家とともにある神社です。 京都鞍馬山が本社。弁慶・義経が修行したとされる鞍馬寺の隣にある貴船神社 時代によって、漢字が違うこともありますが、(きふね神社)は全国に500社あるそうです。

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明治31年当時の建物や 嗒然 画 の絵馬、最古の棟札を見せていただきましたよ

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現存する狛犬としては、鳥取県内最古として、昨年米子市指定有形文化財に指定されました。



平成24年9月

2012.9 2012.9 2012.9

左・中・右【慈眼庵】
H16年のそぞろ歩きでも訪れた、十一面観音坐像が祀られている慈眼庵に伺いました。
観音様が慈悲深い眼をしていることから、この場所は慈眼庵[じげんあん]と名付けられたそうです。
この日は近所の方々が境内の清掃をされていました。この辺りはまだまだ自然が多く蛍なども見られるそうです。

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左・右【米子高校陸上部のみなさん】
日中の暑い最中練習をしている、陸上部の方々に出会いました。
夏休みの思い出など聞きながら、僕も一緒に走らせてもらいました!

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左・右【佐々木さんと均衡庵】
佐々木さんの趣味はお茶だそうで、茶室『均衡庵』を見せていただきました。
近所のお子さんに、ここでお茶も教えておられるそうです。お茶を一服いただきました。

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左【公園】
区画整備事業で作られた5つの公園のうちの一つ。この池で蛍の養殖にチャレンジしていたそうです。
夕方になると子供たちが、思い思いに自分たちで遊びを考えて遊んでいるそうです。


右【米川の取水口】
米川の取水口が近くにあり、この辺りには昔の町並みが残っていると聞いて案内してもらいました。

昔はこの川に飛び込んで遊んでいたそうで、現在は水位が一番低い時に魚とり(鮎!!)をして楽しんでるようです。


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左・中【藤内稲荷神社】
“藤内”という有名ないたずらキツネの伝説が残る神社。いろいろないたずらをしていたこのキツネ。見かねた村のおじいさんがおしりに火をつけ、たまらず飛び込んだのが法勝寺川だったそうです。そんな数々の逸話がこの地区には残っているようです。


右【観音寺新町】
およそ10年ほどまえに出来た新しい街。2011年に自治会を新しく発足し、米子市の中で一番新しい自治会となりました。(2012年9月現在)子供も多く、さまざまな地域からの移住者が多い地区です。


平成23年8月

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左【板谷さん】
国道沿いを歩いていると、車尾小学校の校庭ネットに『祝全国大会出場車尾スポ少野球部』と
書いてありました。さっそくグラウンドに行って練習中の野球部をたずね、監督の板谷さんに
お話を伺いました。今回が2回目の全国大会出場だそうです。


中【記念切手】
スポーツ少年団の団長の浜田さんに、日本体育協会・日本オリンピック委員会創立100周年記念切手を
みせていただきました。その中に、車尾のスポ少の子ども達が切手になってるものがありました!
他の名立たるオリンピック選手の中にスポ少の子ども達!スゴイですね!!


右【主将の松田くん】
全国大会の東京での試合に向けてインタビューしてみました。
「全力・元気・笑顔・感謝」をモットーに頑張りたいとの事。後日行われた試合ではベスト16!
これからも元気に頑張って欲しいですね!


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左【国指定名勝深田氏庭園】
平成16年のそぞろ歩きでも伺った庭園へ。この庭園は、庭園家で日本庭園史の研究家“重森三玲”氏が
昭和12年にこの庭を1週間ほど滞在して調べたそうです。そして昭和13年に全国の庭園を集めた本に掲載
されたそうです。


右【深田さん】
第32代当主の深田さん。お庭の歴史などを話していただきました。


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左【水道局江原さん】
米子市水道局にお邪魔して、江原さんにお話を伺いました。


中【貯水タンク】
このタンク内に5,000tの水が入っているそうで、多少の気候変動でも安心して使えるとのことでした。
この車尾にはこの貯水タンクが2基あるそうですよ。


右【原水】
タンクの近くには井戸があり、地下からくみ上げたばかりの原水を飲ませていただきました。
地元大山の伏流水はすごく冷たく、水はまろやかで美味しいです。
地下水なので全国の水道局には珍しく、浄水場の必要がないそうです。自然の恵みですね!


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左【散歩中】
大きな犬を散歩させている方がおられたので話を伺いましたよ。


右【足立さん】
先ほどの犬は訓練中の犬でした。足立さんは介助犬や警察犬などを訓練する訓練士だそうです。足立さん曰く、最近犬を飼っている方は犬に“飼われている”状態になって振り回されているとの事。
犬を飼う上でのアドバイスをいただきました。『犬への主導権をしっかり持つこと』だそうです。


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左【佐口さん】
ご自宅の庭のお手入れをされていた佐口さんを見かけてお話を伺いました。佐口さんは趣味が色々とあるのだとか。
ご自宅の中にもお邪魔させていただきました。


中【1/20】
もともとあった神棚が虫食いだらけで酷かったので、ご自身で作り直されたそうです。これは、この辺りの氏神様の
貴布禰-きふね-神社の1/20スケールで作られたそうです。


右【内部】
神棚は屋根部分の彫り物や、細部まで細かく作られていましたよ!内部には佐口さんの願い事が沢山書かれていました。
なんと作って数ヵ月後に娘さんの縁談もまとまったそうです。良縁祈願が叶いましたね!


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左【ご家族】
ちょうど奥さんやお母さんが家にいらっしゃったので話を伺うと、何とお母さんのチカヨさんはゲゲゲの女房の布枝さんの
お姉さんだそうです!!布枝さんの妹さんもいらしてましたよ!


中【思い出話】
布枝さんとの思い出話をしていただきました。従順でおとなしい方だったそうですが、妹の事をとても褒めてくれていた
そうです。


右【色紙】
布枝さんが実家に帰った時に、何か書いてとお願いしたらこの色紙を書かれたそうです。
『終わりよければ すべてよし』
お見合いのときの話まで飛び出しましたよ。意外な出会いでびっくりでした!


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左【山本さん】
お庭で水撒きされている方とお話をしていると、家の中からなにやら声が!旦那さんが詩吟をしているとのことで
お家にお邪魔させていただきました!


中【詩吟の楽譜】
山本さんに詩吟の楽譜を見せていただきました。ですが、不思議な記号??詩の詠い方を教えていただきました。


右【詩吟を詠う】
教えていただきながら、富士山という詩吟を一緒に詠わせていただきましたよ!いやぁ気持ちよくなりましたね!


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左【ほそだ酒店】
道沿いに看板を見つけ店内へ。このお店は昭和39年から営業をされているそうです。


中【立ち飲みスペース】
店内で何やら話し声が・・・?聞くと立ち飲みコーナーがあるそうで、4年前のリニューアルの時造られ、
近所の方が楽しく飲んでおられました。


右【大前さん】
この立ち飲みスペースのことをたずねてみると、ただ販売だけではなくお客様との交流も図りたくて造られた
そうです。地域のコミュニケーションの場としても活躍してますね!


平成16年12月



左【車尾公民館】
明治29年に会見郡と汗入郡が合併し、西伯郡車尾村ができました。
昭和11年に米子市と合併し、米子市車尾となりました。

中【深田氏庭園】
国指定名勝 深田氏庭園は鎌倉時代(1307年頃)につくられた庭園です。池泉観賞蓬莱式庭園(ちせんかんしょうほうらいしきていえん)。 築山に三尊石を建て、阿弥陀三尊を表現しています。三尊石が京都南禅院のものと類似し、鎌倉時代につくられた蓬莱庭園として、鶴亀島が原形を残しているのは、京都の西芳寺と深田氏庭園しかないと言われています。

右【第32代当主 深田威美さん】
深田さんにお話を聞きました。
正治2年(1200年)に初代佐々木信輝が車尾の地に「浜中の里」を開墾し、豪士となり深田を姓としたそうです。
 その昔、車尾一帯は、沼地で古言では「くつもう」と呼ばれていました。そして「くつもう」がなまって「くずも」となりました。もう一つの説は、後醍醐天皇が詠まれた歌の中に「尾車(おぐるま)」という言葉があり、それを逆に綴って車尾(くるまお)となり、更に訛って「くずも」と呼ばれるようになりました。しかし、真偽は定かではありません。 



左【貴布禰神社】
昔から車尾・海池(皆生)・上福原・中島の氏神として700年来鎮座しています。創立年代は不詳です。深田家初代信輝がこの地を開墾し始めた頃(鎌倉初期)と言われています。
 人々の常の心の寄り所としてこの地域の人達からあつい信仰を受けているそうです。

中【草摺りを抜く図】
米子市指定有形文化財で、の「とう然」作の「朝比奈三郎、曽我五郎の草摺りを抜く図」です。
海池(皆生)村の人たちが伊勢神宮に参拝する際の道中の安全祈願としてとう然が絵馬を描き、奉納したそうです。

右【米子市水道記念館】
創設当時、中央ポンプ室として建てられ、平成10年には県の建物100選にえらばれ、平成13年には国の文化財に登録されました。 中には、米子の水道の歩みをパネルや写真で紹介し、昭和20〜30年代にかけて使用していた水位計や塩素減菌機などが展示してあります。



左【塞の神さん】
伯耆では縁結びの神とされているそうです。12月15日の早朝に「わら馬」を持って参拝すると、早く参った者には良縁を授けてくれると言われています。観音寺周辺では、神社ではなく、それぞれの家々のかどで燃やしていたそうです。

右【十一面観音坐像】
鳥取県指定保護文化財になっています。
15世紀初頭(1415年)車尾の豪族の深田氏が観音寺という寺を建てました。十一面観音坐像もその頃に造られ、祖先供養のためにまつられたそうです。
その後、観音寺は尾高城下に移されたが、寺跡に慈眼庵を建てて観音像を安置し、今日にいたるそうです。